どうも。マサキです。
タイトルがバラバラですね。(笑)
台湾旅行、2日目。
初日は台湾グルメを堪能し、2日目はいよいよ観光の日となります。
とは言っても台湾も広く、今回の旅行は初海外という事もあり、レンタカーは想定していない。
という事で、ホテルを中心とし、バスや電車、徒歩で移動できる限りの観光地を回ることになりました。
実は今回、どこを観光しようとか、事前に全く決めていなかったんですね。
何故かというと、それはもちろん、ネットがあるから。
ホテルにもWi-Fi環境があることはわかっていたし、朝ホテルである程度調べて行けばいいやと思っていました。
実際、ノートパソコンを持っていけばほとんどの観光地のリサーチはできましたからね。いや、本当に便利な世の中になりました。
Wi-Fiと言えば、初日に既に気づいていたんですけど、台湾は本当にWi-Fiインフラが整っています。
何と言っても、高速・観光バスの最大のアピールが「Free Wi-Fi」ですからね。
バスの側面にバン!!と広告かのごとくアピールしています。
そんなにバスでWi-Fiが必要かな(笑)と思いながら見てましたけど。
まあそれはさておき、台湾2日目、最初に観光に行ったのは「国立故宮博物院」という所。
読んで字のごとく、博物館ですね。
台北市士林区、市街からバスで15分ほど行ったところにあり、中華民国の国立博物館のうちの1つでもあります。
Wikiペディアのパクリです。(笑)
ここ、館内はまあ、いわゆる「博物館」て感じで、博物館好きな方は是非行ってくださいというような感じなんでが、驚くべきは館周辺でしたね。
とにかく「広大」の一言。
なんですかね。
今ざっと調べてみたんですけど、台湾という国は北海道よりも全然面積が小さいにも関わらず、人口は北海道の4倍。(違ったらごめんなさい)
なのにあの土地の使い方と言ったらどうだろうと。
そう思わせるような、大胆な建造物達に驚きました。
そして、アスファルトの照り返しが暑い暑い。泣
あの時ほど、暑さに「恐怖」を覚えた事はありませんでした。
いうのも、台湾、というか、初海外だったからだと思うのですが、台湾の飲食店て、入店してテーブルに着いても、「水」が出ないんですね。
あれには、初海外だっただけに僕は驚きを隠せませんでしたよ。
瞬間、「日本最高!」と思ってしまいましたね。
そんな、観光1か所目から強烈なカルチャーショックを隠せなかった僕たちは、次なる場所を「パワースポット」に定めました。
その名を「龍山寺」。
外国人だけではなく台湾の人々からも絶大な人気を誇る台湾最古のお寺に行きました。
まず圧倒されたのは、正門に施された細かな彫刻の数々。
日本でも京都でマニアではないにしろ、それなりに多くの寺を見ている僕たち日本人でもあのディテールには驚くのではないでしょうか。
しかも、災害の度に修復を施して復活しているとの事。素晴らしい。
そしてもう一つ驚かされたのは、訪れる人たちに信心深さ。
あそこまで多くの人が、形式的にお祈りだけして去っていくのではなく寺の中で「祈り」に思いを馳せている様は、京都であってもお目にかかれない光景に感じました。
あるカップルにしても、しきりに長時間手を合わせているのがまさかの彼氏のほうだけだったりする。
僕はてっきり、その彼は一人で寺に訪れているのだとばかり思っていましたから、あの光景にも驚かされましたね。
そんな龍山寺を後にし、なんだかんだで夕方に差し掛かってきた僕らは、台湾2日目最後の観光地をどこにしようかと話し合い、「台北101」に決めました。
同行した友人の話によれば、ドバイのブルジュ・ハリファが建つ前は世界一の高さの建造物だったとか。
歴史ある建物だけでなく、こういった近代的な物も見ておこうという話になり、行く事にしました。
この台北101、どうやら施工を日本の建設会社が請け負ったらしく、その辺も楽しみにしていましたよ。
外観のデザインは台湾の建築事務所が手掛けた為に独特なデザインでしたが、内部、とくに超高層エレベーターの安定度などは、やっぱり日本の技術力だなぁと。
中にいると、本当に日本の建造物の中にいるのではと錯覚するほどでした。
建設されてから12年ほど経っているようですが、まだまだ台湾人にとっての人気の観光スポットとなっているようで、地上階のショッピングモールでは多くの人で賑わっていました。
ビルの展望階から街並みを眺めてみて、日本と違うなと感じたことがあります。
それは、近代的な建物が並ぶ区画と、そうでない区画が混在している事。
例えば、すごく近代的なビルがそびえ立っているいるかと思えば、そのすぐ後ろが裏山だったり、高層マンションのおひざ元にすぐスラム街かのような街並みがあったり。
高層階から見たらですよ。
その「格差」というか、厳密には「差」ではなくて、何というか「街の発展具合」みたいな事が、台湾という国はまだまだこれからなんだなと。
ずっと先進国である日本で暮らし、これまで海外に行ったことすらなかったぼくにとっては、すごく新鮮というか、驚きな光景がそこにはありました。
そうです。こういう体験をしに、僕は海外に来たのです。
かなりの時間、高層階から街並みを眺めてしまったようで、すっかり暗くなってきた事に気づき、じゃあ飯だなと。
あまりお腹は空いてませんでしたが、「旅行に来たらそこのグルメを食べなければならない」という洗脳のままに、半ば追われるように夕食にありつける店を探し始めました。
まあ、見つけたらそこまで徒歩で行くことで腹を空かせようと。
友人が兼ねてから食べたがっていた小籠包が有名な店を、なかなかの距離で見つけたのでそこへ行きました。
小籠包だけでもたくさんの種類がありましたが、他にも酸辣湯や千巻などもとても美味しく、何が別腹なのかわからないような状態で平らげました。(笑)
MRTっていう鉄道の中山國中駅から徒歩で20分くらいのところにある「小上海」っていう店ですので、興味がある方は行ってみてください。
仕事帰りのサラリーマン風な人とか一人中華している女子も何人かいましたよ。
「仕事や学校帰りに小籠包なんていいね~」なんて話してました。(笑)
アンコが入った千巻なんかもありますので、是非食べてみてくださいね。
そんなこんなで台湾旅行2日目も、観光にグルメに目一杯詰め込んでみたわけです。
帰りももちろん、ホテルまで徒歩で。1時間くらい歩きましたけど。
夜の台湾の街を堪能しながら、夜でも構わず走るスクーターの群れや、歩道にきちんと自転車レーンが敷かれているにも関わらずその上を歩き、台湾人に迷惑がられている友人を叱り飛ばしながら、ホテルへ帰りました。
台湾人て、怒れないみたいなんですよね。ひたすらそいつの後ろを徐行していたので僕が引っ張り出した次第で。
親日国の方々に大変ご迷惑をおかけしました。
そうして暮れていった台湾旅行2日目ですが、3日目、最終日も午前中に観光をぶち込んだ関係で、これまた色々なことがあったわけです。
最終日のエピソードはまた次回に。
読んでいただいた方、ありがとうございました。