台湾旅行 その5 ~最終日その2 最終回~

どうも。マサキです。

さて、長かった台湾旅行レポートもとうとう最後の記事になりました。

思ったより時間がかかってしまった・・・・2ヶ月も空いてしまいました。泣

 

どこまで書いたっけ?

そうそう、お茶を買ったところでしたね。

お茶を買った時点でたしか正午前。

帰りは16時のフライトでしたので、14時に空港に着くことを考えると、もうどこかでチヤッチャッと昼食を取る必要がありました。

友人とも話して、そろそろ台湾料理も飽きたし、最後はそこらで済ませようと。

でも、そう考えると食べたいと思わせる「そこら」ってのも中々ないもんで。

結局、ホテル近くの台北ステーションまで戻り、そこの駅ビルのフードコートで食べることにしました。

このフードコートは日本の有名店らしき店も出店していたりして、完全に佇まいは日本風。

フードコードとしての賑わいも盛況で、懐かしい混雑さを感じながら慌ただしく昼食を取りました。

でも・・・僕が頼んだインドカレー・・・あんまり美味しくなかったな・・・・。なんかすごいパンチが効いてなかったんですよね・・・。

台湾人好みなインドカレーを作ると、あんな感じになるんでしょうかね?

 

早々に昼食を平らげ、いざ空港に向かうべくバス乗り場へ。

まあ何とかなるだろうと高を括ってバス乗り場へ行ったのですが、やっぱりどの乗り場かわからず・・・。

すると友人が拙いコミュニケーションで窓口に伝えようとします。

「ももぞの!!ももぞの!!」

最初、何を言ってるんだろうと思っていたんですが、どうやら台湾の国際線空港である「台湾桃園国際空港」の事を言ってるんだと気づきました。

いやいや・・・日本読みで言うてもわかれへんやろ・・・・。

すぐさま僕が後ろから「エアポート!!」というと窓口のおばさんが解ってくれ、8番窓口であると教えてくれました。

そして8番窓口へ行くと、乗り場自体は別のところにあると・・・。泣

真夏の炎天下の中、キャリーケースを引き引き乗り場へ走る40代。

何とか乗り場へたどり着けると、ちょうど20分後にバスが出るとの事。

頃合いの時間に空港に着けると、安堵しながらバスに乗り込みました。

で、帰りのバスのクオリティが高いこと高いこと。(笑)

行きの高速バスとの差は何だったのかと。サスの程度も問題ないし、内装的なものと日本のバスと大差ない。

このバス会社の格差は何なんだろう。

 

そうこうする間にバスは無事空港に到着。

さて搭乗手続きするか・・・と行ってみたら、混んでるわけですね。苦笑

なんだかもんのすんごい行列ができていて、この時点で搭乗ギリギリ決定。

そして友人、まさかの「お土産は空港で買う」の意味不明なポリシーも撃沈。なんで台北109で買わなかったのか・・・。

台湾で両替もしてしまいたかったし、もうここからダッシュに次ぐダッシュ。

異国との別れを惜しむ時間もなく、逃げるように台湾を出国、帰路に着きました。

・・・最後は本当に慌ただしかったんです。泣

ああ・・・もっと余韻に浸りながら台湾を出たかった・・・。

日本に着いたのも20:30頃だったので、何もせずに家まで直行。

こんな感じで、弾丸、だったのかはわかりませんが僕自身初の海外旅行は幕を閉じました。

 

台湾での出来事や興奮は今までの記事のとおりそのままでしたが、何より、日本に着いてから、成田から高速バスで東京に向かう窓の外の景色も、個人的には忘れられなかったです。

やっぱり日本はなんて綺麗で、整った国なんだと。

もう夜も更けていましたが、月夜でもわかる建物のシルエットや灯り、そしてバスの走っている高速道路のアスファルトなどですね。

台湾に着陸する時や、台北109展望台から観た時に感じた、あの国全体の「未完成感」。

もちろんそれが悪いと言っているわけではなく、ああこれが「途上国」なのかなと。

やっぱり日本という国は恵まれているし、それを当然とし、僕は今まで生きてきたのだと痛烈に感じた瞬間でした。

と同時に、帰国してホっとしている自分もいた。

またすぐに、この国での自分の生活に慣れていくんだなと確信しながら家路に着いた事を今でも覚えています。

ある人がこんな事を言っていました。

 

「旅は非日常を体験できる。人は日常を出ないと、脳が活性化せず、アイデアなども生まれない」

 

本当にそう・・・・だとは、これしきではまだ思えなかったのが正直なところです。

今旅の目的は、この非日常を体験すると共に、「現地の人と触れ合う」、というのも掲げていました。

でも考えてみれば、というか、すぐに実感したのですが、言葉、英語すら話せない外国人と、誰がコミュニケーションを取ってくれるのか。

彼らは、ただ自国で自分の生活をしているだけ。別に、常に外国人ウェルカムな状態でいるわけではないのです。

少しでも英語を学ぶ、もしくはもっと永く異国に滞在することで、現地の人の信頼を得るでもしなければ、コミュニケーションなど成り立つわけはないと感じたわけです。

・・・という事を知れたのが、今旅の僕自身最大の収穫でした。

この経験は、毎年毎年繰り返すしかないのかなと。机にかじりついて英語の勉強をしても仕方ないので。

「海外旅行」を毎年恒例のイベントとする事で、「使える」コミュニケーション能力を高める必要があるなと知ったと共に、恒例のイベントとする事を、ここに宣言したいなと思います。

ここで宣言しても仕方ないですけどね。(笑)

でもこの宣言で、今旅の総括としたいと思います。

 

みなさん、という事で、これから毎年の僕の海外旅行記を、このブログで楽しみにしていただければと思います。

 

それでは、「台湾旅行記」はこれにて終了になります。

タラタラと書いてしまい、すみませんでした。と同時に、読んでいただいた方、本当にありがとうございます。

これからしばらく、通常のブログに戻るかと思います。

では、また次回。

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台湾旅行 その4 ~最終日~

どもども、マサキです。

いよいよ台湾旅行、最終日のレポートです。

もう秋になっているというね。(笑)

経験したことは必ずアウトプットするという事を、最近心がけています。

別にブログ記事にするだけがアウトプットなのではなく、人に話す事も立派なアウトプットです。

今回ね、来年台湾旅行を計画している友人夫婦がいて、すぐに会って話す予定でいたのだけれどそれが叶わなかったので、この記事を読んでもらおうかなと思っています。

前置きはさておき、最終日。帰国する日ですね。

今回の旅行は2泊3日と短かったので、できるだけ長く台湾に滞在したいなと、早めに入国し、遅めに出国できるプランにしました。

なので午前中はフルに台湾に居れるので、もう2か所は観て周るか!と。(笑)

早々に荷物をキャリーバッグに詰め、ホテルをチェックアウトしました。

最初に訪れたのは、やっぱり台湾の観光スポットの一つ、「中正紀念堂」です。

ここは、日本でも有名な中国の軍人・政治家である「蒋介石」の顕彰施設になります。

顕彰施設とは、広く功績を知らしめるみたいな意図で作られた施設の事です。

ここもまためちゃくちゃ広大(笑)

功績を称えたい人物なんてのは日本の中でも沢山居そうに思いますが、日本にはこれほど広大に施設を構えたものは無いと思います。

それほど広大。

敷地はおろか、最奥に蒋介石の人物像があるのですが、これがお台場ガンダムほどに大きい。

やっぱりこれほどのスケールで建造すると、その人物をよく知らなくても、その偉大さを受け入れてしまい兼ねない圧倒的さを感じます。

この辺の感覚は日本には無いもので、中国ならではと感じざるを得ないものでした。

そして、その像を守護する制服兵の人達。

友人は完全にその兵も人物像であると勘違いしていました。

それほどの静止っぷり。

蒋介石像の視界の妨げにならない為にでしょう。制服フル装備なのにも関わらず、まるで置物のように微動だにしない。

完全に館内風景に溶け込んでいました。

このプロ意識、そして蒋介石へのリスペクト。これも日本にはない、驚愕すべき光景でした。

 

なにやら蒋介石よりもその周辺の物に驚いた感はありますが、それに加えめっちゃ暑かった中世紀念堂を後にし、いよいよ台湾旅行、最後の観光地に向かいます。

最後の観光地は・・・て実は観光地ではなくて、僕のかねてからのリクエストにより、「お茶」を買いに行きました。

僕にとって、台湾の代名詞はグルメだったり夜市だったりではなく、お茶。

とにかく、お茶が美味しい、あり得ないくらい美味しいというイメージでした。

お茶好きの僕としては台湾に来たら絶対に外せないだろうという事で、興味の無かった友人を引きずって行きました。

訪れたのは敦化南路にある「和昌茶莊」というお店。

女優の伊東美咲さんや戸田恵梨香さんも訪れた事のあるお店で、よくしゃべる気さくなご主人が、流暢な日本語で店内あまたのお茶の説明をしながら試飲までさせてくれます。

あまりに沢山の種類のお茶を試飲させてくれるので、何度もトイレに行く人が続出してしまうほどです。

僕らが入店した頃には、すでに団体客が店主に一番近いテーブルに陣取り、あたかも勉強会かのごとくご主人を独占し、お茶の試飲を行っていました。

こりゃあしばらく放っておかれるな・・・と覚悟していたのですが、そこは敏腕な店主。入店した客は逃しません。(笑)

即座に僕らにまで気を配り、すぐ離れのテーブルを案内し、お茶のメニューを用意、そしてスタンダードに人気のあるお茶をすぐに持ってきました。

すげっ、と思いながら、すぐに僕らを日本人と見抜いたようで、日本語で話しかけてきましたよ。

お茶は大きくウーロン茶・ジャスミン茶・緑茶に分かれてスタンダードに思えるんですが、驚くべきは各お茶の種類の多さ。

各お茶で五種類くらいあるんですよね。

ウーロン茶で言えば、日本でも有名な「凍頂ウーロン茶」のようにお茶名称の前に冠を付け、ブランド化しているんです。

茶葉が採れる山や、育つ気候が違うので様々な風味になるんですね。

そういった話や、飲み方、飲む時間帯など細かい説明をくれるご主人。

淹れてすぐ飲むべきお茶や、少し置いてから飲んだほうが良いお茶など、貴重な情報をいただきました。

一つ驚いたのは、「小さい急須」で何度も淹れて飲むとと良いとの事でした。

急須自体に何度も何度もお湯をかけてお茶を淹れる台湾流の光景は、日本でも有名なのではと思います。

あれは、小さい急須だからこそ手軽にできるって事だったんですね。

超勉強になったので、帰国したら実践しようと思いました。

気になるお茶は、試飲しつつ吟味に吟味を重ねて、ウーロン茶とジャスミン茶のスタンダードなブランドを購入しました。

 

観光しまくった挙句、最後の最後に目的だったお茶も購入することができ、個人的にはほぼ最高の形で締めくくれた台湾旅行。

しかしまだまだ、すんなりこの旅行は締めくくれなかったのです・・・。

まあ、初海外なだけにね。(笑)

 

ちょっと長々と書きすぎてしまったので、続きは次回にします。

最後の出来事と、今旅の総括を次回にお送りしますね。

 

それでは。

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台湾旅行 その3 ~2日目~

どうも。マサキです。

タイトルがバラバラですね。(笑)

台湾旅行、2日目。

初日は台湾グルメを堪能し、2日目はいよいよ観光の日となります。

とは言っても台湾も広く、今回の旅行は初海外という事もあり、レンタカーは想定していない。

という事で、ホテルを中心とし、バスや電車、徒歩で移動できる限りの観光地を回ることになりました。

実は今回、どこを観光しようとか、事前に全く決めていなかったんですね。

何故かというと、それはもちろん、ネットがあるから。

ホテルにもWi-Fi環境があることはわかっていたし、朝ホテルである程度調べて行けばいいやと思っていました。

実際、ノートパソコンを持っていけばほとんどの観光地のリサーチはできましたからね。いや、本当に便利な世の中になりました。

Wi-Fiと言えば、初日に既に気づいていたんですけど、台湾は本当にWi-Fiインフラが整っています。

何と言っても、高速・観光バスの最大のアピールが「Free Wi-Fi」ですからね。

バスの側面にバン!!と広告かのごとくアピールしています。

そんなにバスでWi-Fiが必要かな(笑)と思いながら見てましたけど。

 

まあそれはさておき、台湾2日目、最初に観光に行ったのは「国立故宮博物院」という所。

読んで字のごとく、博物館ですね。

台北市士林区、市街からバスで15分ほど行ったところにあり、中華民国の国立博物館のうちの1つでもあります。

Wikiペディアのパクリです。(笑)

ここ、館内はまあ、いわゆる「博物館」て感じで、博物館好きな方は是非行ってくださいというような感じなんでが、驚くべきは館周辺でしたね。

とにかく「広大」の一言。

なんですかね。

今ざっと調べてみたんですけど、台湾という国は北海道よりも全然面積が小さいにも関わらず、人口は北海道の4倍。(違ったらごめんなさい)

なのにあの土地の使い方と言ったらどうだろうと。

そう思わせるような、大胆な建造物達に驚きました。

そして、アスファルトの照り返しが暑い暑い。泣

あの時ほど、暑さに「恐怖」を覚えた事はありませんでした。

いうのも、台湾、というか、初海外だったからだと思うのですが、台湾の飲食店て、入店してテーブルに着いても、「水」が出ないんですね。

あれには、初海外だっただけに僕は驚きを隠せませんでしたよ。

瞬間、「日本最高!」と思ってしまいましたね。

そんな、観光1か所目から強烈なカルチャーショックを隠せなかった僕たちは、次なる場所を「パワースポット」に定めました。

その名を「龍山寺」。

外国人だけではなく台湾の人々からも絶大な人気を誇る台湾最古のお寺に行きました。

まず圧倒されたのは、正門に施された細かな彫刻の数々。

日本でも京都でマニアではないにしろ、それなりに多くの寺を見ている僕たち日本人でもあのディテールには驚くのではないでしょうか。

しかも、災害の度に修復を施して復活しているとの事。素晴らしい。

そしてもう一つ驚かされたのは、訪れる人たちに信心深さ。

あそこまで多くの人が、形式的にお祈りだけして去っていくのではなく寺の中で「祈り」に思いを馳せている様は、京都であってもお目にかかれない光景に感じました。

あるカップルにしても、しきりに長時間手を合わせているのがまさかの彼氏のほうだけだったりする。

僕はてっきり、その彼は一人で寺に訪れているのだとばかり思っていましたから、あの光景にも驚かされましたね。

 

そんな龍山寺を後にし、なんだかんだで夕方に差し掛かってきた僕らは、台湾2日目最後の観光地をどこにしようかと話し合い、「台北101」に決めました。

台北101とは、台北市信義区にある超高層ビルの事

同行した友人の話によれば、ドバイのブルジュ・ハリファが建つ前は世界一の高さの建造物だったとか。

歴史ある建物だけでなく、こういった近代的な物も見ておこうという話になり、行く事にしました。

この台北101、どうやら施工を日本の建設会社が請け負ったらしく、その辺も楽しみにしていましたよ。

外観のデザインは台湾の建築事務所が手掛けた為に独特なデザインでしたが、内部、とくに超高層エレベーターの安定度などは、やっぱり日本の技術力だなぁと。

中にいると、本当に日本の建造物の中にいるのではと錯覚するほどでした。

建設されてから12年ほど経っているようですが、まだまだ台湾人にとっての人気の観光スポットとなっているようで、地上階のショッピングモールでは多くの人で賑わっていました。

ビルの展望階から街並みを眺めてみて、日本と違うなと感じたことがあります。

それは、近代的な建物が並ぶ区画と、そうでない区画が混在している事。

例えば、すごく近代的なビルがそびえ立っているいるかと思えば、そのすぐ後ろが裏山だったり、高層マンションのおひざ元にすぐスラム街かのような街並みがあったり。

高層階から見たらですよ。

その「格差」というか、厳密には「差」ではなくて、何というか「街の発展具合」みたいな事が、台湾という国はまだまだこれからなんだなと。

ずっと先進国である日本で暮らし、これまで海外に行ったことすらなかったぼくにとっては、すごく新鮮というか、驚きな光景がそこにはありました。

そうです。こういう体験をしに、僕は海外に来たのです。

かなりの時間、高層階から街並みを眺めてしまったようで、すっかり暗くなってきた事に気づき、じゃあ飯だなと。

あまりお腹は空いてませんでしたが、「旅行に来たらそこのグルメを食べなければならない」という洗脳のままに、半ば追われるように夕食にありつける店を探し始めました。

まあ、見つけたらそこまで徒歩で行くことで腹を空かせようと。

友人が兼ねてから食べたがっていた小籠包が有名な店を、なかなかの距離で見つけたのでそこへ行きました。

小籠包だけでもたくさんの種類がありましたが、他にも酸辣湯や千巻などもとても美味しく、何が別腹なのかわからないような状態で平らげました。(笑)

MRTっていう鉄道の中山國中駅から徒歩で20分くらいのところにある「小上海」っていう店ですので、興味がある方は行ってみてください。

仕事帰りのサラリーマン風な人とか一人中華している女子も何人かいましたよ。

「仕事や学校帰りに小籠包なんていいね~」なんて話してました。(笑)

アンコが入った千巻なんかもありますので、是非食べてみてくださいね。

そんなこんなで台湾旅行2日目も、観光にグルメに目一杯詰め込んでみたわけです。

帰りももちろん、ホテルまで徒歩で。1時間くらい歩きましたけど。

夜の台湾の街を堪能しながら、夜でも構わず走るスクーターの群れや、歩道にきちんと自転車レーンが敷かれているにも関わらずその上を歩き、台湾人に迷惑がられている友人を叱り飛ばしながら、ホテルへ帰りました。

台湾人て、怒れないみたいなんですよね。ひたすらそいつの後ろを徐行していたので僕が引っ張り出した次第で。

親日国の方々に大変ご迷惑をおかけしました。

そうして暮れていった台湾旅行2日目ですが、3日目、最終日も午前中に観光をぶち込んだ関係で、これまた色々なことがあったわけです。

 

最終日のエピソードはまた次回に。

読んでいただいた方、ありがとうございました。

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台湾旅行 その2

どうも。マサキです。
 
台湾旅行 その1から、ずいぶんと日が経ってしまいました・・・。泣
本業もろもろ忙しく、本当にすみません。
 
いや、言い訳してはいけないですね。
これからはガンガン投稿していきますよ!!
 

空港から何とかかんとかバスに乗り込み、予約してあるホテルへと向かいました。
 
向かったのですが・・・。
 
いや、バス自体はね、立派なんですよ。
普通に「高速バス」のサイズで。
 
なぜか乗客がスカスカなのは気になりましたけどね?
 
で、広い空港の敷地を出て、一般道に差し掛かるにつれ・・・・
 
このバス・・・サス、固い固い・・・・。
 
あ、サスってのは、サスペンションの事ですね。
各タイヤに付いてる、車体への衝撃を吸収するバネです。
 
あれが固いのと、そもそもの路面アスファルトの状態も悪いのもアリ、
車体がガタガタ揺れる揺れる・・・震える震える・・・。
 
僕、台湾に着いて早々バス酔いに見舞われるという惨事に遭いました。泣
 

そしてですね、それよりも衝撃的だったのは、乗降のシステム。
 
なんか、着きますよーとか、出ますよーとか、何もない。(笑)
 
いきなり止まり、勝手に乗客が降り、勝手に出発する、みたいな。泣
 
 
 
え?俺らどうすんの?てなりましたよ。
どうしたら、目的地に着いたとわかるんだろ、と。
 
こんな高速バスの体を成していながら、なんかプライベートバスみたいになってんのか?と。
 
なんで運転手も無言なの?と。
 
すっげー不安でしたねあれは。
 
幸い、僕らの降車するバス停が終点だったからよかったものの、
そのバス停が近づいているのか、着いたのか、どうやったらわかったのか・・・・。
 
あれは本当に不思議なシステム・体験でした。
 
 
なんとか無事バスを降りる事ができ、しかもホテル近くのバス停でラッキーだ!と感動しながらホテルにチェックイン。

そのホテルでもね。
立派なホテルだったんですが、「従業員全員日本語OK」と書いてありながら全く日本語話せなかったり、
まあ色々あったんですが、ここは割愛しますね。(笑)
 
ホテル自体は本当に豪華でしたよ。

とにかく、2泊3日の弾丸旅行でしたので早速行動!!
 
という事で、初日は台湾グルメ!!という事で
 

士林夜市
 

という所へ向かいました。
 
台湾は各地に「夜市」という、夜から開く屋台エリアみたいな所があって、
グルメからファッション、雑貨などが売りに出される、日本に例えると
「アメ横」みたいなスポットが各地にあるらしいです。
 
各夜市、特色があるらしいのですが、この士林というところにある夜市は
とにかくグルメが堪能できるという事で有名らしく、しかもホテルから一番近い夜市。
 
徒歩と電車を駆使しながら向かいました。
 
実際、おやつ時にはホテルにチェックインしていたんですけど、
トボトボと街を歩きながら向かったのでちょうど夜市が始まる頃に士林に到着。
 
着いてみると、本当に雰囲気はアメ横みたいでした。
 
せまい路地の所狭しと店が立ち並び、路面店だったり屋台がごった返し、
客、そして店員の呼び込む声が入り混じり、軽くアメ横にいる錯覚を起こすほどでした。
 
友人とも話し、とにかくガッツリ食べるのではなく、色々つまもうと。
そんな感じで臨みました。
 
実際売られている食べ物もとても小ぶりなものが多く、僕らの目的とも合致していましたね。
 
味は全体的には本当に薄味で肉系の食べ物が多いんですけど、
台湾自体は日本と同じで四方を海に囲まれている島国。
 
スープとなると、魚介類で出汁を取るらしいんですね。
 
それが何とも言えないさっぱり感を出すのか、お腹に重たくならないメニューばかりでした。
 
驚いたのは物価、そして台湾人の優しさ。
 
物価なんて、日本の3分の1くらいですからね。
 
台湾人も、僕らのつたないコミュニケーションにも真剣に向き合ってくれて、
僕もまだ初日で台湾の紙幣に慣れていないもんだから、自分がいくら支払い、いくらお釣りを
もらった良いか、感覚がわからなかったんですね。
 
そんな時も立ち去ろうとする僕をわざわざ静止して、正しいお釣りを渡してくれて。
 
そんな台湾人の優しさも堪能しながら、士林での夜市を楽しみました。
食べたメニューの画像は、下にアップしておきますね。
 

帰りも、せっかくだから腹ごなしではないですけど歩いてホテルに向かいました。
 
で、行きにも感じていたのですが、やっぱり台湾は中国なんだなぁと。
 
それは、バイク社会であるという事。
 
バイク、とくにスクーターですね。
あれが、日本での自転車ばりに多い多い。
 
公道はスクーターが車の四方を囲むかのように走っているし、
歩道には売り物かのように並んでいる、駐輪されたスクーターの山、山・・・・。
 
このスクーターの大群の影響もあり、空気がとても汚いんですね。
それに、体感温度の上昇にも関係しているのかなと思いました。
 
普通にお母さんが二人の息子を座席と膝に抱えて走っている光景なんて、常に見られました。
 
スクーターでですよ?
 
当日は雨模様だったのですが(実際にはあまり降らなかった)、
カッパを着てまでもスクーターに乗っていました。
 
それほどのバイク社会なんですね。
 
電車も普通に走っているのですが、バイクのが小回りが利いていいのか、
はたまたこちらの人にとっては、電車賃が高いのか。
(実際電車賃は、日本円に換算しても一駅240円くらいで高かったです。)
 
 
 
そんな社会問題にまでも思いを馳せながら、台湾旅行初日は更けていきました・・・・。
 

それでは今日はこの辺で。
次回は台湾旅行2日目をお送りいたしますね。
 
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